投資スタイル

ひと口に投資と言っても人によってそのスタイルはさまざまだ。

 

わずか数分保有するだけの短期トレードもあれば、じっくり腰を据えての長期トレードもあれば、ウォーレン・バフェットなどのように投資先を永久保有銘柄として位置付ける超長期(?)のトレードだってある。

 

また期間だけでなく、投資銘柄をどう持つかで一点集中型もあれば分散型もある。

 

投資の初心者は(超短期保有でないまでも)短期トレードが中心であり、分散投資を好む。

 

好むというよりどうしたってこれになるというのが正しい表現かもしれない。

 

投資スパンが長くなることはそれだけリスク許容度も高く、投資に対する姿勢やビジョンに明確なものが求められることになる。まさに投資哲学の世界だ。

 

そうなると到底投資初心者には無理な話だ。

 

分散投資についても投資ポートフォリオなんていう高尚な話ではなく、手広く網を広げ、値上がり銘柄が出るのを待つという印象だ。

 

ただ、別にこれが悪いというわけではない。

 

これらを通じて経験を積み、次に活かせば言い訳だが、どうも活かすまでに至らず、投資の世界から退場するケースが多いように思う。

 

であれば、やはりどこかにこの投資スタイルの間違いがあるわけで、それを突き詰めることが重要だ。

 

いっそのこと投資方法をまったく変えて、流動性の高い銘柄一点に絞り、とりあえず一週間後の方向性を見極めて投資した方が、パフォーマンスも上がるかもしれないし、自身の投資スキルも身につくのかもしれない。